欧米の大学院入試〜アドミッションオフィス制度
今日は私が経験した
欧米の(文字通りアメリカとヨーロッパの)大学院入試についてシェアしたいと思います。
日本では馴染みがないですが
欧米の大学や大学院には
「アドミッションオフィス」
というのがあって、受験生の選別を1年中専門でやって居る部署があります。
彼らは毎日世界中の受験生と接して居るので、人を見極めるプロ。国ごとの受験生の特徴もそれなりに把握してます。
日本ではとくに大学受験は
学力テスト一択ですよね。
推薦とかもあるけど。
それはそれで一つのフェアの形かもしれないけど。
アドミッションオフィス制度だと
点数が低くても
経歴が見劣りしても
物凄くやる気があって
ポテンシャルがある
現実的な成功可能性のある人材だと判断されれば
採用される場合があります。
私も今回はどちらかというとそういう勝ちパターンでした。欧米の基準では私の職歴は弱かったので…
受験を始めた時は
いわゆる国内の受験予備校から
事実上門前払いされたり
お前には無理だ、とか、時にはなかなか酷い事も一部の方々に何度も言われたものですが…
ありがたい事に
複数の学校から
奨学金付き合格を頂くことができました!
日本の大学院だったら無理だったんじゃないかなぁ…
こんな風に多様性を取り入れるのに積極的で、きちんと本人のモチベーションを見てくれるのは嬉しい事ですね。
もちろん簡単な道ではなかったんですけど…。私の場合はとにかくエッセイと面接を誰よりも強くするつもりで、自分の個性と知性を全力でぶち込んで身を削って頑張りました。
このアドミッションオフィス制度を維持するにはたくさんの予算や、専門スタッフの育成に力を入れないとできない事だとも思います。採る方も採られる方も、本当に楽な道ではないんですが、こういう人材観は私は好きです☺︎だってお互い「思ったのと違った!」ていうミスマッチも防げますしね☺︎